電子メールのマナー
ネチケット:Netiquette=Network Etiquette
目 次
メールマナーの大原則 †
「メールは、人と人との文字によるコミュニケーションの手段」
Links †
e-メールのマナーとは †
e-Mailを使う上でのマナー…行儀・作法です。ガイドライン(指針、指標)としてとらえるべきネチケット(ネットワーク上でのエチケット)で、他人に強要されるべきでも強要するべきでもありませんが、インターネット社会の今常識として知っておくべきものです。
e-メール仕組み †
e-メールが使えるのは、メールサーバ(POPサーバ or IMAPサーバ、SMTPサーバ)が動いているからです。
- メール受信:郵便局の私書箱(一ヶ所)
- POP(Post Office Protocol):サーバにあるメールをパソコン等の端末にダウンロードして、端末上でメールを管理する仕組み(1984〜)
- IMAP(Internet Message Access Protocol):サーバにあるメールをパソコン等の端末にはダウンロードせず、サーバ上でメールを管理する仕組み(1986〜)、ブラウザから利用できる「ウェブメール」
- メール送信:郵便ポスト(複数の場所)
- SMTP(Simple Mail Transfer Protocol):パソコン等の端末から、メールソフトでメールの送信ができる仕組み
- プロトコル(Protocol):通信規約
CCとBCCの使い分け †
CCとは「Carbon Copy(カーボンコピー)」、BCCとは「Blind Carbon Copy(ブラインドカーボンコピー)」の略です。いずれも宛先と同じようにメールアドレスを入力することによりメールを送信することができます。受信する側にとって、CCのメールアドレスの内容は見えますが、BCCのメールアドレスは見えません。一般的にBCCには送信者(自分)のメールアドレスを入力し、メールサーバ(POP&SMTPサーバ)が正常に動作しているか、送信したメールが自分宛にも届いていることで確認するために使います。
使ってはいけない文字…機種依存文字 †
半角カタカナ、丸数字等は国際的な文字コードとは異なり、機種に依存する文字ですから使ってはいけません。この機種依存文字は、非常識な田舎者として使うのか、常識的な国際人として使わないのか、よく考えてみましょう。
一般的に使ってもよい全角記号は次のもの
、。,.・:;?!゛゜´`¨^ ̄_ヽヾゝゞ〃仝々〆〇ー―‐
/\〜‖|…‥‘’“”()〔〕[]{}〈〉《》「」『』【】
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メールの書き方 †
学ぶときには常識に捕らわれない自由な考えでよいのですが、「常識的に守った方がよいこと」が社会生活には多々あります。メールの書き方もそうです。
- タイトル(件名)は本文の内容を簡単にまとめた言葉で
- 最初に名乗ること
- 1行の文字数は全角35文字(半角70文字)程度以内に
- 機種依存文字は使わない
- 本分はできるだけ簡潔に書く
- HTMLメールは使わない(2008年現在)
- 署名を必ず書くこと
- 引用返信メールの注意
- 返信時に元メールを全文引用するのは避けること
- 何に対する返信なのか、明確に解るように
- 必要な部分のみを引用し、メールの内容が無駄にならないように
- 添付ファイルに注意
- メーリングリストに注意
- 誰宛に書いているのか意識する
- 個人情報は十二分に慎重に取り扱うこと
- 送信する前に、宛先アドレス、件名、本分の再確認を
- BCCの設定で、送信できたか確認
- 返信の必要なメールは、すぐに返信すること
- 携帯メールとの使い分けを意識すること
諸々 †
- 携帯メールとPCメールは違います。
- メールは郵便葉書と同じようなものだが、メールは誰もが配達できる。